近年、チャイナタウン化が進む高田馬場ですが、
本場の「冒菜」の店「三顧冒菜」がOPENしたので突撃してきました~
「冒菜」は成都発祥でざっくり言うと「一人用の火鍋」のようなピリ辛鍋料理。
じつは四川ではかなりメジャーな料理だったりします。

店内の壁にはなぜか三国志の周瑜と小喬
そういえば店名の「三顧冒菜」も劉備が諸葛亮を迎えた故事「三顧の礼」を連想させますし三国志推しなのかも。
これは口の中が「赤壁の戦い」のように火の海になりかねない(笑)
「三顧冒菜」で注文したもの
■ 伝統四川味スープ …¥0
■ 白米 …¥220
(以下、トッピング)
■ 特製マーラー牛肉 …¥220
■ 揚げ鶏肉団子 …¥200
■ 鴨血 …¥200
■ 揚げ豆腐 …¥200
■ 餅 …¥200
■ 湯葉 …\200
■ 白菜 …¥200
■ インスタント麺 …¥200

伝統四川味スープ(経典川味)

注文はモバイルオーダー式。
ベースのスープは0円で具を諸々トッピングして課金していくシステム。
男性は具8~10種おすすめとの説明書きに従って注文してみました♪

辛さは「原湯」「小辣」「中辣」「特辣」の4段階あり、上から二番目の「中辣」にしてます。
赤赤と刺激的なビジュアルですが、「日本人の辛いもの好き」の人でも割と楽しめるピリ辛さです。
花椒のバチバチした痺れ感はなく、火鍋よりもサラリとした味わいで予想の斜め上をいく美味しさ!

特製マーラー牛肉。「麻辣」とネーミングされながらも辛味はなく牛肉のうま味がストレートに伝わってきます。

火鍋でもおなじみの「鴨血(ヤーシェ)」。相変わらずのプルプルとした食感。

絶対合うだろうな~と思って注文した「方便面(インスタントラーメン)」。
縮れたモッチリ麺で美味。

辛さの中に白菜の甘味が引き立ってよいですね。
白ご飯を注文したのが大正解で具をご飯に乗せて一緒に食べると最高~
コップ

何気に目に留まったのが無料で飲める水のコップ。
このコップ、口の形状から古代中国の酒器「爵(しゃく)」がモチーフですね。
ちなみに「爵」が邑の首長達の宴会の席次に結びつき、のちに中国王朝における「爵位」制度と語源の元となります。
さらにマニアックな話をすると中国の時代劇のドラマにみるグーにした右手を左手で包む「拱手」は着物で爵を持って飲み口を隠す所作がルーツだと一説に言われています。
あとがき
以上、「三顧冒菜」でした。
ガチ中華って当たり外れが大きいと思うのですが、個人的に此処は大当たり。
シンプルに味は美味しいですし、具材の鮮度も高くボリューミーでした。
辛いもの好きならばぜひお試しを
お店の場所(Googleマップ)
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