みなさま大、大ニュースです!!
食べログでピザ全国1位(2025年6月27日現在)、ミシュランガイドにも掲載される岡山県の『400℃ PIZZA』。
その系列店として『400℃ PIZZA SHINAGAWA』が6月20日、突如として品川にオープン!
昨2024年にオープンした神楽坂の『400℃ PIZZA TOKYO』につづく、都内進出2号店の『400℃ PIZZA SHINAGAWA』。
オープンから最初の1週間ほどは予約なしでも「行列に並べば入店できる」状態だったのですが、早くも6/28現在、TableCheckによる完全事前予約制に移行。
著者も大慌てで予約して訪問してきた次第です。

店内は神楽坂の『400℃ PIZZA TOKYO』と同様にベルトコンベア式の機械窯を中心とした厨房を取り囲むようにカウンター席が配置されている。
モダンかつシックな雰囲気となっておりデートにも最適。品川駅からも徒歩圏内につき出張で新幹線利用ついでに足を運ぶのも良さそうだ。
『400℃ PIZZA SHINAGAWA』で注文したもの
・サーモニア ¥2900
・ナポリのクラフトビール ¥950
サーモニア


ミシュランにも掲載された『400℃』のスペシャリテといえば、ブルーチーズとマスカルポーネチーズに蜂蜜をかける「FNT」だが、そちらは以前、神楽坂の店舗で食べたので「サーモニア」にしてみた。
熟練のピッツェイオーロが人の手でその日の湿度や気温、使う薪による微妙な変化をパーラ(ピザを焼くヘラ)でピッツァを回しながら微調整して薪窯で焼くナポリピッツァとは異なり、『400℃ PIZZA SHINAGAWA』では上述の通り電気式の機械式の窯で焼いている。
調理工程を観察していると1ロットあたり4枚ほど一気に焼いるようで注文から5分ほどでピザが到着。
薪窯と機械式どちらかが一方的に優れていると言うつもりはないが、機械式ゆえに調理スピードはかなり爆速だ。


歯を立てると表面はさっくりしているが内部はモチッとした粘と共にしっとり感あり。小麦の糖の甘味とともに芳醇な香りがフッと鼻孔をくすぐる。
コルニチョーネ(縁)は幅広かつ厚め。ふっくらとした食感が印象的だ。
何よりもお見事なのが“サーモンの火入れ”
パサつきが一切なく、とろんと柔らかなサーモンの肉質の魅力をレアーな焼き加減によって余すところなく表現。
ユニークな点はモッツァレラチーズにヨーグルトをミックスさせている事で、マイルドで柔らかなニュアンスが出ているように感じられた。
ハーブやケッパーの主張し過ぎず程よくハーバルな清涼感のバランスも絶妙。
ピザマニアの方はご存じと思うが、岡山の『400℃ PIZZA』の本店では機械式窯ではなく薪窯でピザを焼いている。
神楽坂や品川がこうも美味しいと本店の薪窯ピザの味がなおさら気になって仕方ない。
ナポリのクラフトビール

ナポリのブリュワリーKBIRRと真のナポリピッツァ協会が「ナポリピッツァに合うクラフトビール」をコンセプトに共同開発したクラフトビール。
ピザの味を邪魔しないきめの細かい微発泡のさっぱりとした泡に、ビター感を抑えた端麗な口当たり。
まさにピザのお供に打ってつけなビールとのペアリングを楽しんだ。
あとがき
以上、今、東京のピザシーンで最も注目を浴びている『400℃ PIZZA SHINAGAWA』でした!
名物FNTのみならず、サーモンの素材の良さと魅力を最大限まで活かしたサーモニアも最高の食体験ができますよ!
…ちなみに店の方曰く、神楽坂にはない『400℃ PIZZA SHINAGAWA』限定メニューとしてフルーツピザもあるらしく、次回試してみたいところだ。
メニュー表のギャラリー


お店の基本情報
📍 店舗概要
- 店舗名:400℃ PIZZA SHINAGAWA
- 住所:東京都港区高輪4‑22‑11 Village高輪 1F(品川駅高輪口より徒歩約6分/約335 m)
- 席数など:全20席(カウンター14席/テラス2席/半個室4席)
- 営業開始日:2025年6月20日開店
🕰 営業時間・定休日
- 営業時間:
- 11:00~18:30(L.O. 一部情報では17:00だが、公式情報では18:30まで)
- ご注意:売り切れ次第終了の可能性あり
- 定休日:毎週水曜日
📆 予約・利用ルール
- 予約制:6/28 現在、完全予約制に移行しています(TableCheck経由)
お店の行き方

JR品川駅の高輪口より下車。国道15号線を南(大井)方面に向かって歩きます。

品川プリンスホテル前を通過。

Zion Plazaさんの角を西(御殿山)方面に右折します。

右折して数十メートル歩くと『400℃ PIZZA SHINAGAWA』に到着。所要時間は徒歩で約6分ほど。