
本日は下北沢の人気ピッツェリア『Da Oggi(ダ・オッジ)』。2019年には食べログにおいてピザ百名店に選出されています。
オーナーピッツェイオーロの池上啓助氏は渋谷の有名ピッツェリア『ピッツェリア アル フォルノ』(現在は系列店のワインバーと統合し『富士屋本店』としてリニューアル)での勤務経験を経て2012年に『ダ・オッジ』を開業。
カウンター席に腰掛けると目の前に設えられた巨大な薪窯が視線に入る。巧みな手つきで池上氏がピッツァを焼き上げていく様子が間近で見られて絶景である。
『ダ・オッジ』で注文したもの
・生ハムとケッパーのオリーブオイル和え ¥600
・アルモーニア ¥2000
・レッドアイ ¥750

生ハムとケッパーのオリーブオイル和え

600円ながら生ハム沢山。なかなかコストパフォーマンスが良い一品。
生ハムの塩気のみならず、大きな脂身の甘味やケッパーの薬膳感ともなう仄かなビターさが引き算に。しっとりとした生ハムの食感が特に最高でした。
アルモーニア

山芋入りの珍しいピッツァ「アルモーニア」を注文。

その生地の特徴をひとことで表すと「薄くてパリパリ」。
ナポリピッツァのように生地に空気の気泡を入れてふっくらさせたり、小麦粉をグルテン化させてモッチリさせる要素はなく、パイ生地のようなパリッサクッとしたクリスピーな食感だ。一方で塩味(えんみ)感は少なくあっさりとした味わいに感じられた。
体感としてはイタリアンピッツァの中でも生地が薄いローマピッツァに近い感じですが、他サイトの『ダ・オッジ』の記事を拝見しているとナポリピッツァも焼いているようだ。
ピッツァの種類によってローマ風/ナポリ風を使い分けているのか真偽は不明です。

具はトマトソース・ニンニク・山芋スライス・ベーコン・オレガノ・パルミジャーノ。
トマトソースは果肉感がありフルーティ。そこに山芋のシャリシャリ感と粘り気が入ってくる不思議な組み合わせ。
パルミジャーノチーズは削ったものを上から振りかけるに留めており、このピッツァの味の主役はあくまでトマトソース。そこにベーコンの塩気やオレガノのハーバルな香りが彩りを添えていた。
あとがき
以上、『ダ・オッジ』でした!
8月の酷暑の日に訪問したのですが、薪窯に近いためかカウンター席が少々暑くて各席にハンディファンが備え付けられていました。
ですが、ディナーでもチャージ(席料)がかからず一品料理もコスパ良好。ローマピッツァ風の薄い生地に山芋入りのピッツァとユニークで面白いピッツェリアでした。
ぜひお試しを
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お店の基本情報
店舗概要
- 店名:Da Oggi(ダ・オッジ)(イタリアン・ピザ・ワインバー)
- 住所:東京都世田谷区代沢2‑29‑2 MART下北沢 1F
- アクセス:下北沢駅(京王井の頭線/小田急線)南西口より徒歩約4〜5分(約280〜300 m)
営業情報
- 営業時間:
- 火・水・木・金:17:00~23:30(L.O. 22:30)
- 土・日・祝:15:00~23:30(L.O. 22:30)
- 月曜定休(祝日の場合は営業し、翌日休み)
支払い方法
- 支払い:クレジットカード・電子マネー不可、現金のみ対応
席・設備
- 総席数:26席(カウンター中心、テーブル含む)
- 個室:なし
- 禁煙:原則 禁煙
- 駐車場:なし
お店の行き方

小田急線の下北沢駅東口より下車。

南口商店街のマクドナルドの角を左折します。

茶沢通りに出ます。そのまま通りを直進します。

通り沿いに『ダ・オッジ』があります。駅からの所要時間は徒歩約4~5分。