本日は渋谷宇田川町の創業1997年の『ピッツェリア ラ・ソフィッタ（「La SOFFITTA）』。
スペイン坂の中ほどに位置していて渋谷PARCO、渋谷ロフト、ハンズ渋谷店、西武渋谷店いずれからも徒歩３～５分という絶好のロケーションにありました。
運営会社は渋谷の地に根差して百年近く飲食業などを手がける「クマガイコーポレーション」。
系列には和食店の『山城屋庄藏』、フレンチ『Bistrot Gourmand』、蕎麦『喜乃字屋』、カフェ『カフェ 人間関係』、オーガニックカフェレストラン『BiOcafe』などがあります。
さて『ピッツェリア ラ・ソフィッタ』最大の特徴は薪窯ミラノピッツァ。電気窯やオーブンではなく薪窯でかつミラノピッツァって結構珍しい気がします。
「Soffitta（ソフィッタ）」はイタリア語で“屋根裏部屋”の意味。その名の通り階段の先の二階に位置する店舗は少々古さはありますがロッジ風の造りになっていました。
『ピッツェリア ラ・ソフィッタ』で注文したもの
・PIZZA SET ￥1200
・ピッツァをプレザイオーラに変更 上記に＋￥100
ランチタイムはサラダ・コーヒー・ピッツァの「PIZZA SET」1200円のほか、前菜盛り合わせや自家製ブレッド、デザートも付いてくる「ランチコース」1700円あり。
セットメニューとしてはかなりリーズナブルな価格帯でした。
サラダ
葉物野菜を中心としたサラダ。ボリュームや鮮度もまずまず。
人参をベースにしたさっぱりとしたドレッシングが使われていました。
野菜の値段も高いこのご時世ですから、この値段でちゃんとしたサラダ付なのが嬉しいですね。
プレザイオーラ
鹿児島県産A４黒毛和牛を使っているとの説明に惹かれ注文したのは「ブレザイオーラ」。
ちなみに「bresaola（ブレザオラ）」とは、ミラノを含む北イタリア・ロンバルディア州発祥の牛肉の塩漬け・乾燥熟成ハムのこと。その名の通りピッツァの上にハムが散りばめられています。
ピッツァの直系は32cmと大きいです。
気泡を入れてふっくら焼き上げるナポリピッツァとは異なり、全体的にぺったりとした生地質。
生地の表層はパイ生地のようにサクサクしていますが、対して内側にいくほどカントリーマアムのようなソフトクッキー寄りのしっとりとした口当たりに変化していきます。
これはナポリピッツァを食べ慣れている人からすると少し不思議な食感かもしれません。生地の中に塩味（えんみ）はあまり感じられず、小麦の素朴な味がストレートにやってくる感じ。
黒毛和牛のハムは薄切りでサラミのように脂身の甘味と塩気両方が立っている感じの味わい。
ハムの塩気をオリジナルチーズとたっぷりかかったオリーブオイルの酸味感が中和している感じ。全体的にハムの塩気とたっぷり目のオリーブオイルが目立つピッツァではあるので人によって好みは分かれやすいかもしれない。
食後はセットのホットコーヒーで一服。
この立地でコーヒー付で1100円～からランチピッツァが楽しめるという点は評価に値すると思います。
あとがき
以上、『ピッツェリア ラ・ソフィッタ』でした！
渋谷といえば薪窯ピッツァが多いエリアではありますが、買物ついでにこれ以上ない立地かつ珍しい薪窯のミラノピッツァという「ちょっと変化球」を楽しみたい目的ならばピッタリとハマる店かと思います。
機会あればお試しを。
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このお店の基本情報
ピッツェリア ラ・ソフィッタ（La SOFFITTA）
基本情報
- 住所：東京都渋谷区宇田川町16-12
- アクセス：JR・東京メトロ「渋谷駅」から徒歩約5分
- 電話番号：03-3496-5003
- 席数・設備：総席数86席（テラス席あり）
- 運営会社：クマガイコーポレーション
- 定休日：基本的に年中無休（1月1日など特別休業日あり）
営業時間
- 通常営業：11:00〜23:00
（フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30） - 一部期間：ランチ11:00–16:00／ディナー17:30–23:00
- 年末年始など特別期間は通し営業の場合あり
特徴・利用案内
- ピッツァ食べ放題付きコースや飲み放題プランあり
- 大人数利用・貸切（20〜50名程度）にも対応
- 駐車場なし（近隣にコインパーキングあり）
- イタリアンレストランとして、薪窯ミラノピッツァとしたメニューを提供
このお店の行き方
JR、東急東横線、田園都市線、半蔵門線各線の渋谷地下街（通称：しぶちか）のA6b出口より下車。
西武渋谷店の裏手より井の頭通りを西（神泉方面）へ歩きます。
マツモトキヨシが見えたら右折してスペイン坂へ。数十メートル歩くと『ピッツェリア ラ・ソフィッタ』があります。
駅からの所要時間は徒歩５分程度
