ヴェネツィア料理が楽しめるピッツェリア＠高円寺「エルポルテゴ」

2025年6月5日

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・ベネツィア料理に特化したピッツェリア

おすすめのシチュエーション
・デートで
・２～３人の友人との会食に

15％還元対象のピッツェリア紹介🍕

・エルポルテゴ（高円寺）
・アキッチョデシカ（方南町）
・LA　PICCOLA　TAVOLA（永福町）
・マッシモッタヴィオ（永福町）
・コッカポッカ（浜田山）

永福町の名店２店がエントリーされてるのが熱い！

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— ピザマガ／デカメロン三浦（ピザ研究家） (@YPDrJzH5Qodqh4W) June 5, 2025

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　高円寺南の「EL PORTEGO（エルポルテゴ）」さんもキャンペーン対象店！

　高円寺南エトワール通りの人気イタリアン
「IL DOGE （イルドージェ）」さんの系列店として2022年にオープン。

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　著者は５年前に「IL DOGE」に一度だけ訪問した事がありますが、かなりコスパの良い優良店だった記憶があります。

　この「EL PORTEGO」にも期待ができそうだ。

「EL PORTEGO」で注文したもの

・鶏白レバーのヴェネツィア風煮込み　￥1000
・パンチェッタとポルチーニのクリームソースピッツァ　￥1900
・サングリア　￥900
・シャルドネ（グラス）　￥900

鶏白レバーのヴェネツィア風煮込み

　ヴェネツィア料理に特化したバールがコンセプトの「EL PORTEGO」。ヴェネツィアの路地裏のような店内でワインとピッツァとチケッティ（タパス）が楽しめる。

　最初にいただいたのはヴェネツィアの代表的料理「鶏白レバーのヴェネツィア風煮込み」。

　ソテーした玉ねぎとレバー、脇にはポレンタが添えられています。

　甘味が出るまでトロトロに炒めた玉ねぎ。

　イタリア各地の料理を網羅的に写真付きで掲載する書籍『イタリアの地方料理』に、九段下の生パスタの名店「トルッキオ」の林亨シェフが「ヴェネツィアの煮込み料理には玉ねぎが必須」と述べている箇所があります。
　ヴェネツィア風煮込み料理にたっぷり玉ねぎを使う点を見事に忠実に再現されてますね。

（中略）またタマネギを使わないなら、グラッパをふり入れ、スーゴ・ディ・カルネ・とブドウの実を加えて仕上げるなど、レバーによく合う、いわゆるアグロドルチェにする方法がいろいろと考えられる。ただし、ヴェネツィア風をうたうならタマネギは必須。
『イタリアの地方料理』仔牛レバーのヴェネツィア風より（柴田書店2011）

　鶏レバーは粒が大きくリッチで濃厚な風味とねっとりと舌に絡みつく舌ざわりが両立。

　添えられたポレンタもヴェネツィア料理では頻繁に登場する食材。ポレンタの歴史は古くローマ時代にはスペルト小麦、そのほか粟や黍、豆類を用いて作られていたのですが、15世紀に新大陸が発見されると生産性が高いアメリカ大陸原産のトウモロコシに置き換わっていったという歴史があります。
　ポレンタはホワホワした食感でソースに浸して食べても美味。

　一見するとカジュアルなバールに見えますが、創作料理ではなくしっかり再現度の高い本格的なヴェネツィア料理を出してくるのに驚きだ。

パンチェッタとポルチーニのクリームソースピッツァ

　厨房の中の様子は窺がえなかったものの、
店の広さ的におそらく薪窯ではなく電気窯かガス窯を使ってピッツァを焼いているのではないかと推察。

　生地はやや薄めでコルニチョーネ（耳）の部分も「広く薄く」という造りになっている。
塩味（えんみ）はあまり感じられず生地の小麦の穀物の甘味がストレートに伝わってくる。

　油脂感が控えめでお腹に優しいためペロリと
１枚食べることも簡単だろう。サクッとした軽やかな食感が特徴的だ。

　エリンギや角切りのシメジを中心にキノコたっぷり。ポルチーニの重厚感ある風味にとろっとしたチーズのまったり感のマリアージュ。

あとがき

　以上、「EL PORTEGO」でした！

　一見してカジュアルなバールですが、
しっかりと本物のヴェネツィア料理にも拘る骨太な面もある面白い店！

　一点だけ難点を挙げると、私はソロ訪問したところカウンター席に案内されたのですが、椅子の高さが合ってないのが少々気になったかな。
　ほぼ男性の平均身長の170cm台の私が座ると
カウンターテーブルが胸くらいの高さに来るので顔と皿が近く料理が正直少し食べづらかった。
　一方で２人がけのテーブル席は特にそういう問題はなさそうでした。

　その点を除けばとても興味深い店です。ぜひキャンペーンを活用してお得に訪問してみてください。