本日は3月17日にオープンしたばかりの
「Serafina NEW YORK 赤坂店」。
セレブ達からの支持も厚いニューヨークのカジュアル・イタリアンの日本進出3号店。


そのルーツは2人の男、ヴィットリオ・アサフとファビオ・グラナートに始まる。
友人同士だった彼らはとある日、ヨットクルージングを楽しんでいたところ不幸にして海で遭難してしまう。
食料も尽きるなか空腹に耐える彼らは“完璧なピッツァ”を妄想するように。
そして「もし生還したら世界一のピッツァとパスタの店を出そう」、と誓いを立てる。
幸運にして助かった彼らは1995年にNYの
マンハッタン区アッパーイーストサイド79番街にセラフィナをオープン。
その後、成功を続けたセラフィナ・ブランドは米国内のほか世界3大陸に数十店舗のグローバル展開するまでに。
「Serafina NEW YORK 赤坂店」で注文したもの
・Lunch プリフィクス コース ¥2600
前菜

・ブルスケッタ
・カプレーゼ
・サラミ
・ボローニャハム
・サラダ

少量ながら5品ついてくるのが嬉しい。
「ブルスケッタ」はパリッと香ばしいバケットにやや粘度の高い濃厚なチーズの組み合わせ。
何気に「カプレーゼ」はトマト・バジルソース・チーズで「イタリア国旗」を表現しているのが憎い。瑞々しいトマトとミルキーなモッツァレラの高低差のある風味が印象的でした。
週替わりピッツァ

3種から選べるランチのピッツァは、週ごとに変わるようです。
しらす、新玉葱、オレガノ、ガーリック、トマトソースのピッツァをチョイス。

店の奥の方に薪窯があり、オペレーションを観察すると1ロットあたり4~5枚ほど一気に焼いているようです。
ですが、昼のピークタイムはお客さんで混雑してたせいか、注文から焼き上がりまで20分ほどかかりました。

気泡感が少なくペッタリと薄めの生地質。
熟成した小麦粉のグルテンの粘りやモッチリ感よりも、パリッとしたドライな焼き上がりの方に力点が置かれています。
コルチョーネ(外縁の耳の部分)の高さ控えめでこちらもパリパリ感が優勢。

生地質はドライですが、対照的にトマトソースは非常にジューシーなのが面白い。ソースの量も多くホールトマトの果肉感を存分に楽しめる。
すりおろしたニンニクの辛味成分、乾燥オレガノのハーブ感がガツンとしたパンチを演出。
旬のしらすもたっぷり、甘さひきたつ新玉葱も季節感を感じられてGOODだ。
デザート&コーヒー


本日のデザートはベイクドチーズケーキ。

じつは無類のチーズケーキ好きの著者!
保育園のとき「好物はチーズケーキ」と公言していたほど。
そんな私から見て、しっとり&みっちり凝縮感のある生地質。チーズの濃さは控えめでバランス型な感じでした。
あとがき
以上、「Serafina NEW YORK 赤坂店」でした!
新規オープン直後でお客さんが殺到している事もあり、昼のピーク時の料理提供に少し時間がかかっていたのが難点ですが、NYスタイルの店らしく開放感のある広くゴージャスな店内。
ちょうど訪問が3月下旬で気候に恵まれていたこともあり、気持ちの良いオープンテラスで美味しいピザを楽しめました。
赤坂見附といえばホテルニューオータニや、ザ・キャピトルホテル東急など有名な結婚式場が多い立地。
「Serafina NEW YORK 赤坂店」は各種貸切パーティにも対応しているとの事で、結婚式二次会のカジュアルなパーティなんかにも良さそうですね。
ぜひお試しを。
お店の場所(Googleマップ)
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