
今回紹介するのは人形町の『ピッツァダバッボ (PIZZA DA BABBO)』。オーナーピッツェイオーロは奥野英明(おくの ひであき)氏で創業は2006年。
2014年にはミシュランガイド東京においてビブグルマン店(ミシュランガイドが選ぶ、価格以上の満足感が得られる優れた料理を提供するレストランに与えられる評価の店)として掲載され、食べログにおいては過去6度に渡りピザ百名店に選出されている都内でも名が知れた人気の薪窯ピッツェリア/イタリアンだ。
店名の「BABBO」とはイタリア語で親しみを込めた“お父さん”の意味、日常会話の語感的には“親父”に近いかも。フィレンツェなどトスカーナ地方、ウンブリア地方、サルデーニャ島で特に用いられる。

平日のランチタイムの開店15分前に到着し一番乗り。余裕で入店できたと思ったが、この日は開店直後から予約で殆どの席が埋まっており残った空席はたったの2席だけ、危なかった。
この人気ぶりから察するに平日のランチでも油断せずに事前予約のうえ訪問した方が無難かも。
『ピッツァダバッボ』で注文したもの
・ランチセット ¥1300
・ピッツァを「タマゴ」に変更 上記に+¥500
ランチセットのメインはピッツァ、パニーニ、スパゲッティ、リゾット、グラタンから選ぶことができる。前菜はサラダorにんじんスープから選択式。
「シラス」や「サルシッチャ」「ンドィヤ」「タマゴ」など一部のピッツァは課金する事で変更する事ができる。
にんじんスープ

ランチセットを注文すると間髪入れずに前菜のスープが運ばれてきた。


ひんやりと冷たく野菜の繊維質が溶け込んだトロトロとした舌ざわり。
雑味感のない人参のピュアな甘味と上から垂らしたオリーブオイルの仄かな酸味感とコクのバランスが秀逸だ。
タマゴ

ステンレス製の皿に盛り付けされてピッツァが登場。小ぶりではあるがイタリア直輸入の薪窯で焼いたピッツァが前菜つきで1300円~とコストパフォーマンスは良好だ。
具は半熟タマゴ、マッシュルーム、モッツァレラ、ベーコン。他店でいう「ビスマルク」だろうか。


全体的に小ぶりなサイズ感に対してコルニチョーネ(縁)の部分は大きく分厚い。3つ指でピッツァを支えて持つと粒子の細かい打ち粉が指に纏わりついてくる。
ガブっと噛むとモッチリとした力強い弾力感とともに内側に一度コシを感じてから歯切れしていく感じ。咀嚼すると生地の中に塩気はあまり感じられず、小麦のピュアな甘味がストレートにしてくる。



対して具の方からベーコンの塩気と肉のうま味、ほどよく焦げ色のついたモッツァレラのミルキーでまったりとした風味、そして絶妙な火入れの半熟卵はやわらかくとろんとした舌ざわりと黄身の濃厚さとクリーミーが強い。
ブラウンマッシュルームのシャキシャキとした食感もアクセントになっています。
あとがき
以上、『ピッツァダバッボ (PIZZA DA BABBO)』でした!
実力店の本格派の薪窯ナポリピッツァにも関わらずかなりお得感のあるランチセット。開店後即満席になるほど人気なのも納得でした。
ちなみにこの店、ピッツァだけでなくパニーニ(パンを使ったイタリアのホットサンドの1種)も有名で次回はそちらを注文したいと思います。
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このお店の基本情報
📍 店舗情報
- 住所:東京都中央区日本橋人形町2-21-1 FSビル 1F
- 電話番号:03-3666-2777
- アクセス:
- 東京メトロ日比谷線 人形町駅 A1出口 徒歩3分
- 東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅 7番出口 徒歩5分
- 都営新宿線 浜町駅 A2出口 徒歩3分
💳 支払い・設備
- クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club
- QRコード決済:PayPay
- 座席数:34席
- 禁煙・喫煙:全面禁煙
- 駐車場:なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)
🧾 予約・お問い合わせ
キャンセルポリシー:予約の変更・キャンセルは必ず事前にご連絡ください。
電話受付時間:10:00〜15:00、16:30〜21:00
予約方法:電話予約が推奨されています。
このお店の行き方

東京メトロ水天宮前駅の7番出口より下車。人形町通りを北上します。

甘酒横丁を東(浜町公園、墨田川方面)へ進みます。

通り沿いの『京樽 人形町店』の隣に『ピッツァダバッボ (PIZZA DA BABBO)』があります。

ちなみに人形町の有名すき焼き店『人形町今半 人形町本店』のすぐ近くなので、今半を目印にして向かうと分かりやすいです。
水天宮前駅からの所要時間は徒歩約5分程度。人形町駅だとさらに近いです。