
本日は裏浅草に佇む喫茶『ロッジ赤石』。創業から半世紀以上を数える老舗であり数々のメディアやドラマのロケ地としても使われる有名店。食べログにおいても二度に渡り喫茶店 百名店に選ばれています。
店名は創業者の地元である長野県内の南アルプス国立公園内の標高3120mの名峰・赤石岳に由来しているそうです。
実はコチラ、芸人として下積み時代のビートたけしが足しげく通っていた店。ビートたけしはすぐ近くの浅草フランス座でエレベーターボーイとして働きながら若手芸人とし修業していたと言われていますから、この店に通っていたという話も納得ですね。

老舗喫茶らしい経年変化した木材の重厚感が醸しだすオーセンティックな雰囲気。
驚いたのは、なんと1970年後半に一大ブームを起こした全国の喫茶店に設置された「スペースインベーダー」の筐体が置かれてました!著者が幼少期時代はこのタイプのテーブル型のアーケードゲームの筐体の最末期ころだったので何とも懐かしいです(年齢がバレてしまう…)。
『ロッジ赤石』で注文したもの
・コーヒーフロート ¥700
・カレーピザ ¥1400
コーヒーフロート

この日の最高気温は36℃、たまらずフロートを注文です。

アイスは甘味・ミルキー感共に控えめのさっぱりとした味わい。甘いモノが苦手な方でも比較的ストレスなくいただけると思います。
カレーピザ


注文から15分ほどで到着。運ばれてきた瞬間、ツンとスパイシーな香りが鼻孔をくすぐります。

調理方法は窯焼きではなくオーブンで焼きの模様。温度は高くアツアツです。型枠に生地を入れて焼いておりコルニチョーネ(淵)、中心部ともに満遍なく薄くてパリッとした食感。
生地が薄い割にアメリカンピザのようにソースが多くて重量がありトップヘビー気味。手指だけでは少し食べにくい感じはあります。

カレーは少し粘度がありさほど辛くありません。スパイス感の中に少し甘さも感じる、家カレーと欧風カレーの中間のような味わい。アツアツに熱されたチーズも相まって北九州の門司港のソウルフード「焼きカレー」にどこか似てるなぁと著者は思いました。
カレーの中に感じる玉ねぎの甘味やベーコンの素朴な風味がどこか懐かしくホッコリする味わいですね。
あとがき
以上、『ロッジ赤石』でした。
決して今風ではないがチーズたっぷりのどこか懐かしさを感じるオリジナリティに富んだ「カレーピザ」。レトロでオーセンティックな老舗喫茶で食べる相乗効果もあり良い時間を過ごす事ができました。
今回はピザを注文しましたが、この店はナポリタンも美味しいらしく次回試してみたいと思います。
メニュー表のギャラリー


お店の基本情報
基本情報
- 住所:東京都台東区浅草3-8-4
- 電話番号:03-3875-1688
- 最寄駅・アクセス:
- つくばエクスプレス 浅草駅から徒歩約7分
- 東武鉄道・東京メトロ銀座線 浅草駅から徒歩約10分前後
営業時間・定休日
- 定休日:月曜日
- 通常営業(現在確認されている形):
- 火〜土:09:00〜22:30(ラストオーダー 22:00)
その他の特徴
- 創業年:1973年(昭和48年)
- 席数:テーブル約30席、カウンター約6席(計36席)
- 喫煙情報:
- 現在は全席禁煙との記載あり
- 特徴:
- 昭和レトロな雰囲気、豊富な洋食メニュー、アンティークなゲームテーブル筐体などが人気
まとめ表
項目 | 情報内容 |
---|---|
住所 | 東京都台東区浅草3-8-4 |
電話番号 | 03-3875-1688 |
最寄駅 | TX浅草駅 徒歩7分、その他浅草駅も利用可 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 火〜土:9:00–22:30(LO 22:00)、日祝同様 ※最近は20時入店制限あり |
創業 | 1973年 |
席数 | 約36席(テーブル+カウンター) |
禁煙/喫煙 | 全席禁煙 |
お店の行き方

地下鉄浅草駅の6番口より下車。

馬道通りをしばらく道なりに北上します。

左折して言門通り(都道319号)を西へ。浅草寺の裏手の北に面した裏浅草エリア内に『ロッジ赤石』があります。
駅からの所要時間は徒歩約10分ほど。裏浅草がやや各駅から離れているため少し歩く形となります。