本日は白山の台湾料理「also(オルソー)」。
江戸川橋の「FUJI COMMUNICATION(フジ コミュニケーション)」系列の
2号店として2021年にオープン。
オープン当時はすさまじい行列を作っていたのですが、
現在ではかなり落ち着き予約も取りやすくなりましたね。

台湾ワンタン

この系列は水餃子が抜群!
チュルンとした滑らかな皮と粗挽きの豚肉餡のコラボレーション。

あらかじめ塩味がついてて、そのままでも美味。
お好みで黒酢をつけて召し上がれ。
馬告(マーガオ)水餃子

1号店「FUJI COMMUNICATION」の名物、台湾のレアスパイス「マーガオ」を使った水餃子。
マーガオはレモングラスやシトラスのような爽やかな香りと、
山椒のようなピリ辛さをあわせもつ独特な味わい。
厚めのモチモチした皮の中は肉汁たっぷり。
余談となりますが、「マーガオ」は台湾の山岳部に住む原住民族のタイヤル族(泰雅族)が古来より使っていた調味料です。
台湾って漢民族のみならずポリネシア系の原住民族も一定割合を占める複雑な多民族社会ですからね、
日本でも大人気だったビビアン・スー(徐 若瑄)も、父方が客家系の漢民族で、母方はタイヤル族だったりします。
日本統治時代の1930年にはタイヤル族の支族・セデック族と台湾総督府との間に武力衝突をともなう、霧社事件(むしゃじけん)も起こっています。
同事件を扱った台湾映画「セデック・パレ」(2011年公開)が当時の状況がうまく描写されているので興味あれば視聴を。
豚足(ハーフサイズ)

ハーフサイズでも結構ボリュームがあります!
プルプルのコラーゲン質の肉を甘辛い台湾醤油で味付けしてあります。
豚足って小骨が多いので少し食べにくさはありますが柔らかく絶品でした!
葱油拌麺

中華圏のまぜそば「拌麺(バンミェン)」です。「葱油拌麺」は上海でもメジャーな料理ですね。
天地返しでしっかり底からタレと麺を絡ませます。

甘辛いタレをベースに葱油、少し焦がした青葱の香ばしさがフュージョン!
細麺なので毛細管現象で吸い上げられたタレが口をダイレクトアタック!
注文システムその他

注文は卓上のQRコードを読み取ってモバイルオーダー式。
日中ほか数か国語対応かつ料理写真つきなので注文しやすい。

ドリンク類は「自助式」。
セルフ式で冷蔵庫から好きな飲み物を取ってきて最後にドリンク代も合算して会計してくれます。
現地台湾の台式居酒屋「熱炒(ルーチャオ)」でもよくみられるシステムですね。
料理以外のこういう部分まで細かく再現されてるのも芸コマで素晴らしい。


そんなワケで台湾ビール(台灣啤酒)をお供に楽しみました。
まとめ

以上、「also」でした。
レアスパイスのマーガオに本場の注文方式と相変わらず台湾好きにたまらない店でした。
ぜひお試しを